2016年8月29日月曜日

【 傾聴 】苦しんでいる人の触れてほしくない心理?


こんにちは。宗教家の須賀院崇徳(@TSugain )です。


【 傾聴 】苦しんでいる人の触れてほしくない心理?
デリケートな部分の理解と言語化とTPOを知る大事さ

今日は「 苦しんでいる人の触れてほしくない心理?」について書いてみたいと思います。一応可能性も含めて「?」をつけました( 読んでいけば分かります )。いろいろなケースがあると思いますので。

実際、どう思っているのか

日々、お取次とりつぎという、端からみるとカウンセリングのようなもので、神様の御前みまえで、悩み苦しんでいる人の話を聴かせていただき、その悩みが少しでも和らぐようにと、祈り願い、神様の想いを伝えることをさせてもらっています。

その中で、僕が言った言葉、僕の雰囲気について、相手が実際どう思っているのかが気になるところです。これはもう、ずっと。

同じ言葉をかけても万人共通のリアクションということはあり得ません。アタリマエですが。

言葉を受ける側の、経験してきていることが違ければ、また先祖代々からの流れもありますので、一概には言えないのです。

ここで、話を聴かせてもらう僕は、人が抱きやすい基本心理みたいなものを大切にするようになりました。教えていただいてのことからです。

「 あなたは恵まれている 」「 あなたよりももっと辛い人がいる 」という言葉がけの弊害|宗教家の書くブログ 「 あなたは恵まれている 」「 あなたよりももっと辛い人がいる 」という言葉がけの弊害

↑この記事でも「悩みのすり替えや」「現状の否定」などについて書いています。良かれと思って言ったことが、NGワードになっていた、ということですね。

そういう苦しんでいる人が気にしやすいデリケートな部分も、話を聴く役として、知っておいて損はないというか、むしろ知っておかないと命取りになるようなことがあることを知りました。

「 あ~この人には何を言っても無駄だ 」と思われてしまったら、ご信心するしないの話ではありませんから。お取次とりつぎもいただかない、参拝もしない、と、それは助かる術が絶たれるということに繋がってしまうからです。

リストカットや引きこもり

また、これも心理の一つだそうですが、「周囲の気をひく行為」ということとして「 リストカット 」や「 引きこもり 」などがあるそうです。

「 引きこもり 」など、仕方なくしてるように思いますが、深層心理がどうなのか、ということですね。気をひく中に、復讐心も絡んでいたりするそうです。

以前、アドラー心理学の『 嫌われる勇気 』でも出てきましたが、引きこもりは、そもそも周囲の気を引くための行為であるというもの。

たとえば、わが子が引きこもりになってしまったら、どんな親でも心配すると思います。そうして、至れり尽くせり心配の心から子に接してしまうと、子の引きこもるもともとの*動機が「周囲の気をひく」という欲求なのですから、それは叶えられている、というものでした。
*動機は、無意識的な場合もあるそうです。また、何でしてしまうのか分からないという類も含めて

一方で、様々な立場によって受け方も違います。だから、当人のしている動機が分かったところで、「 気を引くな 」のように、そのままを伝えてしまったら、もう、やり直すどころか当人は立ち直れなくなる、と書かれている記事もありました。読ませていただき、なるほどと思わされました。その記事【 外部リンク 】はこちら↓↓

アドラー心理学は危険なのか?~嫌われる勇気を読まない方が良い人~|自由で幸せなライフデザイン【 外部リンク 】 アドラー心理学は危険なのか?~嫌われる勇気を読まない方が良い人~

以前、リストカットを繰り返す少女の話を聴かせていただいていたとき、ふと「 血は止まった?」と訪ねました。当然のリアクションと思って。

しかし、そのことについて、それはNGワードと、師に言われたのです。なぜだか分かりますか?

それは、血が止まったらいけないと相手に思わせるから。血が出ることが悪いことで、血が止まることが良いことで、血が止まってしまったら、もう気を引けなくなると。そういう心理なんだそうです。いやはや……。

良かれと思って言った言葉「 血は止まった?」が、そこまでのことを連想させるとは夢にも思いませんでしたが、それも経験してはじめて、理解出来るようになりました。ですが、これもその少女には直接には言えないことですね。

ここまで心理について書いてきましたが、じゃあどうすれば根本解決になるの?ということについて。それは欲求が満たされることだと思っています。

ここでいう欲求とは、私は気にされている私のことを気にしてくれているという欲求です。これには、『愛情』が必要なんです。

当人たちは、普段のままでは気にしてもらえないから、リストカットや引きこもりを通して、気にしてもらうことを成就していました。先にも書きましたが復讐が込められていることも……。

そんなリストカットや引きこもりなどして気を引かずとも、そんなことをしなくても僕はあなたのことをずっと気にしているし、見守っているよというのが、言葉ではなく、魂レベルで分かれば、欲求も満たされ、次に進めるのだと。これには相当の時間がかかることも理解しています。

それを、僕はお取次とりつぎを通して毎日させていただいているのです。それが僕の役目と思って。

おわりに

面前で言われたらショックな事でも、ブログなりテキストで不特定多数に向けたものであるなら、少しは受けとってもらえるのかなぁと淡い期待を込めつつ、この記事を書きました。

タイトルにつけたように、結局は「?」なんです。受け手がどう感じるかがすべてですから。だから、これが正しいよ~と、声高々に言えばいいってものでもないなぁとも思います。正しそうに言う宗教家は多いですからね^^;

また助かりには愛情の授受が不可欠ですから、生身の人間に「 受け止めてもらう 」ということが要ります。そのための関係性、これはテキストからではなんとも、難しいことです。会って見て感じて、ということでしょう。

今後もこれらの心理も踏まえつつ、心にかけながらお取次とりつぎをさせていただきたく思ってます。

知らずに出来ないということと、知っていてあえて出さないということには、『 天と地の差 』があると思っています。傾聴される方は知らないといけないことがあるように思うのです。

取次者とりつぎしゃなら神様のことを知っている、というのは言うまでもないことですが。いかがでしょうか。

 この記事を書いた人
須賀院崇徳(すがいんたかのり)

*twitterでも毎日1回はつぶやいてます。


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