2016年6月7日火曜日

「 痛い 」という感覚が乏しいから1回や2回ぐらいでは……と思ってしまう


こんにちは。宗教家の須賀院崇徳(@TSugain )です。


「 痛い 」という感覚が乏しいから1回や2回ぐらいでは……と思ってしまう
「 痛い 」という感覚がとても大事だと個人的に思っています。

いつだったか、山本五十六氏の『やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ』という言葉に触れ、衝撃を受けました。

ことにあたってはじめて分かること

してみないと分からないことが世の中にはたくさんあるなぁと思います。

理解は出来るんです。こうすればいいのね、という理解。逆に、こうしたらいけないのね、という頭の中だけでの理解。

けれども実際にことにあたってみないと、もしくは追い込まれたときのことも思います。「 何をしでかすか分からない存在(お互い) 」として。

で、親にならせていただく立場の者は、子が育つ上で、やはりいろいろと経験していた方がよいのだなぁと感じます。経験していないとしんどいですね。子のために。

危ないからさせない

よく危ないことをさせないという親、指導者のことを見聞きします。

わたしは金光教教師となってから数年間、ある機関で青少年育成の一貫としてのキャンプの担当をさせていただいておりました。

これもいつだったか、「『 危ないから包丁は使わせない 』というキャンプもあるみたいだよ~( 他団体のこと )」ということをある人から聞いたことがあり、「 えっ、なんで?」と思ったことがありました。

その例えでは包丁でしたが、いろいろとありますよね。最近では携帯( スマホ )もそうかもしれません。

とにかく「 ( インターネットは )危ないから 」という理由でスマホを持たせないとかも……どうなのでしょう?

子どもたちだけで使わせたら危ないのは容易に想像出来ますが、それでも。そこに親が介入していくという覚悟が必要なのではと、あらためて思います。

だからまず親自身が怖さを知らなければいけません。包丁も、スマホも。使ってみる。危なさを体感する。

包丁なら手が切れるかもしれません。血が出ます。痛いです。この「痛い」という感覚がとても大事だと個人的に思っています。体感。

だいたい痛いことは忘れません。

わたしが大学生の頃、デニーズでアルバイトをしていたのですが、誤って熱した鉄板に両手をついてしまったのです。ほんの数秒だっと思いますが、一瞬手に張り付いた感じでした。すぐ休憩をもらって氷で冷やしたのですが両手の奥からの痛みはひどくて、なんとかアルバイトを終え、帰宅後氷水をはったヤカンに両手を入れ一晩過ごし、翌朝痛みが引いていたということがありました。

あのときの「痛い」は未だに忘れられません。けれどもわたしは子に鉄板を使うなとは言いませんし、けれども「痛い」を知っています。それを含んで、「痛い」を心にかけて、そうやって親が子に接していくということがいるのではと思うのです。時間はかかりますが……。

包丁で言えば、「痛い」が分からないから、やたらめったら人に刃を向けたりするのではとも思います。

よくゲームに例えられますね。敵である相手を刃物で切りつけても、なかなか死なない、また向かってきます。そうすることによって 1回や2回刺したぐらいでは死なないだろう、と。これは「痛い」という感覚に乏しい、典型例かと。

携帯もそうです。インターネット、誹謗中傷、する方とされる方と、「痛い」という感覚がないから、乏しいから、1回や2回ぐらいではちょっと落ち込むけどまぁ大丈夫だろう、だとか。実際に、それで自殺に追い込まれる方もいるわけで。

愛情を感じられないから苦しくなるという事実|自分の正体を知ってから|宗教家の書くブログ 愛情を感じられないから苦しくなるという事実

おわりに

包丁もスマホも、持たせないというだけでは、当人の「痛い」は一向に生まれないと思います。

また親( 知っている者 )が子( 未だ知らない者 )に「痛い」という感覚を言ってきかせるだけでも、これだけでは不十分と思います。

恐いニュースが流れれば流れるほど、親からの規制に規制がかかり、子はもう何もできなくなってしまうように思います。

ここで山本五十六氏の言葉をもう一度。

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ

してもらったことしか出来ない

師の教え

この教えも相通ずるものがあるのかと思います。

親のようにはならないと決めて子育てをしたとしてもうまくはいかない|宗教家の書くブログ 親のようにはならないと決めて子育てをしたとしてもうまくはいかない

そのうち一人では何も出来ない子、動けない子になってしまうのでは、そのようにも感じます。それもとても恐ろしいこと。いずれも親( 知っている者 )の覚悟かと。

いかがでしょうか。

 この記事を書いた人
須賀院崇徳(すがいんたかのり)

*twitterでも毎日1回はつぶやいてます。


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