2016年3月12日土曜日

おかげをいただくためには理解しておいた方がよいと思うこと


こんにちは。宗教家の須賀院崇徳(@TSugain )です。

よく「 叶わなかった願い 」などという言葉を目にしますが、わたしは信心をさせていただくようになり、そのような無念な気持ちを感じないようになってきました。そのことについて。

祈り続けるためにはこの理解が必要だと思いますので紹介します。

叶わない願い……

受験でも、恋愛でも、人間関係でも、財のことでも、人の生き死にでも……ある願いがあって、人は神仏に手を合わすようになります。

これは別に宗教団体に入る入らないに関わらず、誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。

わたしも金光教の教師になる前からありました。「 神様、お願い!」と。そして、それぞれの結果を見て、願いが叶ったとか、願いが叶わなかったとか、勝手に分類するわけです。ホントに勝手に。

で、叶わなかったときは、わたしの祈りが足りなかったんだ……とか、もしくはそもそもこの願いは叶わなかったのだ、とか、ですね。

祈ったからには理由をつけたくなるのです。この理由をつけるということが何なのかなぁと不思議に思うようになってまいりました。

まず、おかげというのはまことに写るかげです。下図のように。


おかげをいただくためには理解しておいた方がよいと思うこと
「 おかげ 」というのは「 真 」に写るかげという意味

そしてとは『神様への一筋さ』ということです。

それを踏まえて、長いですが、師の言葉を引用します。

氏子がいくらお願いしても、神様のおぼしめしの中で「 ここが寿命だ 」という時だってあるでしょう。でも、氏子が真一心まこといっしんに願っていたら、やっぱりお亡くなりになるその日までには、当の本人も家族も一心に願っているがゆえに、大きな安心のおかげをいただいているものです。

願い始めの頃は、ただただ先の不安や恐怖ばかりだったのが、一心におすがりしてく中で、神様はない命でもぎりぎりまで繋いで下さるし、残された家族も次第に心が落ち着かせていただけるようになるし、その上でお国替えされたとしても、本人も家族もそれを受け止められるような準備をして下さったり、亡くなった人の御霊も、残された家族も、それぞれがしっかりと立ち行くような道をつけて下さるわけです。

師の言葉

中途半端な願いに対しては、やっぱりおかげも中途半端

続きます……

それが、もしもこの神様に一心におすがりしていくことを中途半端にしていると、やっぱりおかげも中途半端になってしまう。何もかもが立ち行かなくなる。たとえ神様の側でも、「 寿命である 」とご判断なされても、中途半端な願いをしていた場合は、その方が亡くなった後まで、難儀が続いていく。

亡くなったことで、さらに一層、難儀が膨れあがって止まらなくなる。めぐりにやられっぱなしになって、防戦一方になって、亡くなった方の御霊、残された家族も、いつまでも底なしに苦しむことになったりするわけです。これは生と死という究極の問題だけでなく……

師の言葉

このあと日常のことについても述べられていますが、このぐらいにします。おかげをいただくためにはが必要だということです。

おわりに

神様の一筋さとは、深まれば深まるほど、強くなるほど、想いはもちろんのこと、祈りにかける時間も、形も一つひとつ丁寧になっていくように思うのです。

神様への想いが変われば、神前での言葉使いや、所作の一つひとつ、一礼の仕方も変わってくると思います。もちろん教えていただくことは必要ですが、ここでは出来ている出来ていないは重要ではないと思っています。この辺りは神様への畏怖の念のうちかと思います。畏怖の念については以前ブログに書きました。

甘えることと甘んずることの決定的な違いとそれがもたらす結末|宗教家の書くブログ 甘えることと甘んずることの決定的な違いとそれがもたらす結末

そのようなことを思い、日々何があるわけでなくとも、祈り続けることが大切なのだなぁとあらためて思います。大切ですよ。

「 いざ 」というときに少しの真しか積まれてなくて、小さな蔭しか写ってなかったとしたら……そのようなことがないように何もない日々こそ大切になってくると思います。これは脅しでも何でもなく^^

お参りを続けながらも「 真が積まれている気がしない 」と言われる氏子さんもいらっしゃいますが、あまり難しく考えずに、参拝してお取次いただき手を合わせていたら、結果は違ってくるようにわたしは思います。

一つひとつのことどもを神様に心向け、何でもさせていただくこと。それしか出来ないですし、けれども、それは出来ます。

いつだって我流・言い訳にならぬように日々注意しながら信心させていただきたく思います。少し厳しくも感じますが、本当のことと思います。

いかがでしょうか。

 この記事を書いた人
須賀院崇徳(すがいんたかのり)

*twitterでも毎日1回はつぶやいてます。


メールdeお取次
実際にお取次を受けてみる

BLOGRANKING
投票者になる
投票は1回/日 有効です.
応援ありがとうございます.


シェアしていただけると嬉しいです.